2016年08月16日 8/15 廃洋館 今回の探索は珍しく一人ではない。 自分の他に人がいるだけでこんなにも心強いとは思わなかった。 いつものように、どこからか物音はしないか神経を張り詰めていたり、後ろを何度も振り向くようなことはなかった。 かなりリラックスした状態で撮影スタート。 金髪の女の子でもひょこっと出て来そうな洋風の美しい部屋。 日本にこんな素敵なお家が存在していたなんて驚きだ。 お金持ちの住まいだったということが、このゴージャスな家具から容易に想像がつく。 まだまだ余裕で使えそうな家具達。 こんな可愛い家具どうぶつの森でしか見たことない…。 下の階には和室もあった。 赤いカーテンで統一されたお洒落な部屋。 一部屋根が落ちていたものの、(冷房さえ完備されていれば)全然住めそうな家だった。 お金持ちいいなぁ。
2016年07月24日 7/24 華麗なる一族(再訪) この別荘は木々に囲まれた場所にぽつんと寂しく佇んでいる。 道路横の小道を曲がると、オレンジ色屋根の二階建ての家が突如姿を現した。 白雪姫が辿りついた小人の家のような、アンティーク感漂う可愛らしい家だ。 夏に訪れると植物が鮮やかで綺麗だが、兎に角虫が多い。 大きな廃墟ではないので、ささっと撮影して帰ろうと思う。 ここは何度も訪れているが、どんどん損傷が激しくなっている印象を受ける。 一階の床は完全に崩れ落ち、今では歩くことも叶わない。 とは言え、私はこの廃墟は外観だけ撮れれば満足なので、二階を少し覗いた後撮影を終了する。 この家は、かつて地位の高い一族が住んでいたらしく、部屋にはエリザベス女王と一緒に写った男性の写真などが置き去りにされていたが、部屋の中が破茶滅茶で最早どこにいったのか分からなかった。 物が散乱していて歩くのも一苦労なので早々に二階を後にする。 最後に外観を撮影していると、付近で納涼祭の準備をしていたお兄さん達が、「ポケモンゴー?ポケモンゴー?」と言って近付いてきた。 私は任天堂のゲームが大好きだが、ポケモンゴーはダウンロードしていない。 なぜなら、ゲーム程時間を無駄にする行為はないと思うからだ。 ポケモンゴーを作った偉い人が、「家にこもってばかりいないで、ポケモンゴーを使って外の色々な世界を見てほしい…」と言っていたが、廃墟のために全国を飛び回っている私にとっては時間を無駄にするゲームでしかないだろう…。 取り敢えず、今後管理人に見つかり怒られることがあった場合、「夢中でポケモンゴーをやっていたら…ごめんなさい」と言って謝ろうと思う。 帰ります。