最近は廃校ばかり撮影している気がする。
それも、ホルマリン漬けのある…。

今回は赤色の臓器が目を引く、ウサギのホルマリン漬けだ。

あるブログにアップされていたホルマリン漬けウサギの写真を見て、以前から訪れたいと思ってはいたものの、どの物件か特定できずにいた。

しかし今回、懸命なネットサーフィンの末ようやく場所が判明したのだ。

三連休の中日で混雑が予想されたが、今回は日帰りの遠征である。

山道を少し車で走ると、ウサギの廃校は現れた。

警備会社のシールは見ないふりで(きっと期限切れ!)、鍵の閉まっていない扉から侵入を図る。


卒業生が書き残したらしい落書きはあったものの、悪戯書きのようなものは見かけなかった。

床も割としっかりしていて安心である。


蝉の鳴き声がした。

ぼくのなつやすみを思い出す。
私の夏休みは甲虫採りでも王冠集めでもなく、廃墟撮影だ。


赤色の、「こわい室」に行ってみる。


確かに怖い。


エイリアン?


当時使用されていたものがそのまま残っていて、見応えのある物件だった。

明日は打って変わり、物が何一つ残っていない真っ白な廃校を訪れる。